元プロ・ディーラーが明かす外為FX(外国為替証拠金取引)勝者の条件

元プロ・ディーラーが明かす外為FX(外国為替証拠金取引)勝者の条件

 元プロ・ディーラーが明かす外為FX(外国為替証拠金取引)勝者の条件
 出版社:秀和システム
 発売日:2007-05-24
 レビュー評価の平均:(5.0)

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レビュー評価:(5)
一気に読了しました。
作者は、SHARK FUNDの代表者です。
書店で手にして立ち読みしただけで、私の心の中に活字がスーっと入り込んできました。
トレードテクニックやテクニカル分析について書かれたたものではありません。
もちろん入門書でもありません。
最初から最後まで・・・つまり徹頭徹尾、FXのリスクについて書かれています。
サブタイトルには「勝者の条件」とありますが、書かれていることは「勝つための負け方」についてです。
この本を読んでいる間に、「ああこれは俺の誤った思考法だった」と何度も思いました。
そういった意味では、苦痛を伴う読書であったとも言えます。
つまり、自己の投資法そして思考法を否定するような記述ばかりだったのです。
投資手法などについては具体的数値をあげてはいませんが、損切り基準についてだけはズバリとその条件が書かれています。
そしてそれを絶対に守れとあり、その理由についても詳述されています。
投資の世界で敗者となってしまう具体例はすべて網羅されていて、その対処法についてもしつこいほどに述べられています。
投資書というよりも、自己啓発本あるいは心理学関係の解説書といった側面を強く感じました。
こういったリスク管理、メンタルタフネス・メンタルコントロールについて書かれた啓蒙書は、パンローリングの書籍に数冊優れたものがあります。
ただ、この本は、日本人現役トレーダーにより書かれたものであることに価値があります。
また記述は平易ですので誰でも理解できます。
(本書と似ている松田哲氏の書籍『FXで稼ぐ人はなぜ「1勝9敗」でも勝つのか? 利回り100%の外貨投資戦略 / 松田 哲よりも内容は優れています)
損小利大を実現しようとするときのテクニックにも触れられていますが、そのテクニックよりも損切る時の心構え、利を伸ばす時の心構えに重点が置かれています。
読んでもらいたいのは、
・ 1冊以上の入門書は読了した初心者・初級者で負けている方
・ 知識も経験もある中級者・上級者なのに負けている方
・ 他のすべての負けている方
です。
負けている方などと他人事のように書いてしまいましたが、うまく儲けることができない方といったほうがよいでしょう。
そして、まずは、筆者の言葉をストレートに心の中に受け入れてみてください。

作者は、「相場は不確実」であるということを前提として、その不確実なものの中から、わずかながらの確実性を求める考え方を述べられています。
(ブログ記事から転載しました)

レビュー評価:(5)
書店で投資本を物色していたとき、たまたま手にした本書。正直、装丁もタイトルも安っぽく、あまり期待しないで読みました。しかし読んでみると、そこにはパンローリングの名著に書かれているような、投資で勝つためのエッセンスが簡潔に分かりやすくまとめられていました。また他の投資本ではありがちな、役立たずの投資術や不遜な投資論、FX業者のHPにも出ている基本情報や、ページ稼ぎのための打算的なアドバイスなどなど、読む価値に乏しいムダな要素が削ぎ落とされています。日本人トレーダーが書いた本の中では、内容もさることながらコストパフォーマンスにも優れた良著。

レビュー評価:(5)
自分に一番必要なことが書いてある。

ルールを守る事。その中で、損切り。損切りラインを考慮して望む事。ナンピンをしないこと。建て増しを考える事。資金管理のこと。小額の時の10%ルール。大金の時の2%ルール。


相場をやるのに苦しいことはないが、相場に勝つことは苦しいことの連続だと言っている。

ネットのプロフィールを見れば
10万を1億にしてしまったという。

あと、ゾーンに似てる。私の中の相場心理のトップ10に入る。

レビュー評価:(5)
なぜ、この本が上位にランキングされないのか不思議です。儲けられない本当の理由を分からない人が多いのですね。

レビュー評価:(5)
ゴルゴ13のようなFXマシーンになるための方法が書かれています。

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