為替サヤ取り入門 (現代の錬金術師シリーズ)

為替サヤ取り入門 (現代の錬金術師シリーズ)

 為替サヤ取り入門 (現代の錬金術師シリーズ)
 出版社:パンローリング
 発売日:2006-08-03
 レビュー評価の平均:(2.5)

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レビュー評価:(5)
他の方のレビューは厳しいものが多いですが、私がエクセルで簡単なシュミュレーションをしてみたところ、結構よいものができました。まぁシュミュレーションと実際の取引は別物ですが、GBP/JPYとCHF/JPYを使ったサヤトリは(ちなみにGBP/CHFとは別の動きになりますよ)1999年1月から2007年4月24日までで勝率78%でした。

レビュー評価:(4)
ちょっと高い本でしたが、リスクの取り方の考え方がきちんとかかれていたのでためになりました。ただ実際に実行するのは大変ですが。
基本的にチャートの見方などが理解できている人むけだと思います。

レビュー評価:(4)
本書は複数の通貨の「サヤ」を元に収益を上げる方法を紹介しています。
著者はFXの取引で安定的に収益を上げる方法はあると主張しており、
具体的な方法論が解説されています。

本書はFXのサヤの解説に加えて、実際に取引するためにテクニカル指標の
使い方も説明しています。ストキャスティクスや移動平均線などのテクニカル
指標によるトレードの実例では、もう少し長期の検証結果などが見たいところ
です。

また、著者は本の最後のほうで「自信を持って取引できる方法論が固まるまで
取引するべきでない」と主張しており、「安定的に収益をあげる可能性はある
ものの、相場の世界は甘くない」という当たり前のことをきっちり主張している
点が好感を持てます。

FXのサヤ取りとは、従来、ほとんど紹介されたことのない方法論だと思い
ますので、FX取引で十分な実績の上がってない投資家の方には、新たな
視点を与えてくれる本として、一読をオススメしたい本です。


レビュー評価:(4)
株式鞘取りのシステム本で、この
為替鞘取り本の他のレヴュアーと、ほぼ
同じ内容のレヴューをもう少し、詳しく突っ込んだ内容で
書いてポストしたら、2,3日しない内に、素人衆が、
「この株式鞘取りシステム本は、スゲー!スゲー!」の
大合唱のレヴューを送って来た。

どうやら、株式投資を遣っている人達ってのは、
経験が5年以上とか10年以上とかでも、相変わらず、
「ミーちゃんハーちゃん」のレヴェルの様である。
しかし、其れと比較すると、
FXトレーダーの人達は経験が、3?5年位でも
実に研究熱心であり、この様な為替鞘取りシステム本を
極フツーに「批判的」に読んでいる。

「勝負にならねー」所では無く、どちらのマーケットで
戦った方がラクに勝てるかが、「如実に」判る
と言うものだ。

補足。
多くのレヴュアーが指摘している通りだが、
著者は、恐らく「裁定取引」と言う概念が
余り良く判っていないらしい。詰まり、この本の考え方では
「鞘らしい鞘」が存在しないのだ。少なくとも、「鞘を取る事で
有利に取引する」と言う考え方では無い。本当の鞘取りを
学びたければ、羽根氏の商品鞘取り本か、
栗山氏の株式鞘取り本を薦める。

もう一つ補足。
若しかしたら、私が混乱しているのかも知れないし、
著者が混乱しているのかも知れないし、其の両方なのかも
知れないが、

1.スワップを取りたいのか、為替の差益を取りたいのか
  ハッキリしない。
2.逆張りと損きりの重要性を語りながら、順張りの話が
  時々、出て来ているが、「逆張り」対「順張り」の
  パフォーマンス比較を、検証結果で明確に示して、「故に、
  自分は逆張りのスタンスで行く」と言う様な「論旨の明快さ」に
  欠ける。

どうも

@1.相関・逆相関
@2.順張り・逆張り
@3.為替の鞘の何たるか

を、項目別に書いてから、一旦、体系化して、
其の後、付録として、テクニカルの解説と、検証結果を載せれば
良かった様に思う。
本書の大半がテクニカルの解説になっている割りに
本全体のページ数が少ないので、コンセプト其のものが、
判り難い、と言うか、読者に誤解され易い本に為っている様でも有る。
「俺、知らない間に、頭悪くなったのかも知れん」と言う読後感を
読者に持たせる書き方では、さして売れないだろう。しかも、著者が
日本人で、日本語で書いていると言うのに。



レビュー評価:(3)
我々日本人は、まず、円と他の通過のペアでFXを考えるが
ある程度慣れた方ならば、円を絡めない通貨のペア取引を研究している。

相関関係があるペアといっても
それは日本国の円を絡めていないだけであって
どちらかというと片張りに近いのでは。

鞘取りでも損切りは必須であるし
スワップ金利がもらえるようなペアを組んだとしても
それほど低リスクとは思えない。

FX関連の本の中では悪くは無くしっかりした内容であるが、
マイナーな通貨同士のペアは避けたほうが良いと思う。



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