田平雅哉のFX「スイングトレード」テクニック (WINNER’S METHOD SERIES)

田平雅哉のFX「スイングトレード」テクニック (WINNER’S METHOD SERIES)

 田平雅哉のFX「スイングトレード」テクニック (WINNER’S METHOD SERIES)
 出版社:日本実業出版社
 発売日:2005-11-17
 レビュー評価の平均:(4.0)

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レビュー評価:(5)
技術的な部分は、前著同様MACDとスローキャストを用いたもので、
前著がFXの紹介をメインにしていたのに対し、もう少し突っ込んだ内容となっている
とは言え、今著のメインはそうした技術面ではなく、
勝てる投資家と負ける投資家の違いについて言及している

例えば、作者の言う手法はあくまでも作者の当時のアプローチであり、
現在・未来へ続く絶対の手法たり得ないし、
またそれを理解し実戦・修正する事が大事であるという事
勝つ=利益を上げる≠高い勝率ではない、損小利大、損切り等々、
そんな事は知ってるよって内容も多いですが、実際にそれを実行出来ているか否か?
何故実行出来ないのか? 実行する事に拠って、どうなるのか?
そういった、投資哲学についての内容です

そんな事はいいから、ノウハウやテクニックを知りたい!とは誰もが思うところですが、
そういう技術はしっかりとした方針の元、厳格に運用して始めて効果を発揮します
また、上記にもある様に、現状で上手く波に乗れる方法だとしても、
将来どうなるかは誰にも判らない、即ち攻略法は日々変化し続けるものです
何となく上がりそうだから...今はたまたま悪いだけで、絶対に戻る筈...
希望や欲からくる願望に負けて方針を曲げ、痛い目にあった人は少なくないでしょう
根っこにあるのは技術ではなく、より確率の高い方へ向かうベクトルです
様々な要素で負ける訳ですが、ナチュラルに、或いは欲に負けて逆方向へのベクトルが出ます
そうした部分を修正し、現状に沿った、
或いは未来に来るやも知れぬ新しい流れに合わせられる様、行動哲学を身に付けておけば、
自ら新しい自分や相場にあったベクトルに乗れる確率は高まるでしょう
そうした多くの人が陥り易いマイナス方向への行動を指摘、修正する為の本です
チャートがどうこうなら100%勝てる!とか、そういう事をメインに据えていませんので注意

レビュー評価:(5)
まず、初心者の方は前作の内容だけでも十分に勝てます。ただ、前作で公開された売買サインでは、年に数度の大きなチャンスにしか相場に参加できないのも事実。そこで、「もっと自分の頭で考えながら、積極的に相場に参加したい」という人は、この本の内容が大いに役立ちます。加えて、前作において、非常にカンタンに述べられていたことも、実は深いバックグラウンドがあるのだとわかります。私自身は、前作を自分なりに消化して相場に取り組み、それなりに勝てるようになってきたので、この本で自分の取り組みが正しいことがわかったり、新たに教えてもらったことがあったりと、非常に収穫がありました。前作ともども、ドクター田平さんには感謝、感謝です。

レビュー評価:(5)
FXの仕掛けから手仕舞いまでの実践方法を詳しく説明しています。作者自身が投資で利益を上げていることから説得力もあります。また知識だけでは利益に繋がらず、知識を行動に移し実践することが重要でこれができないために利益を上げられない人がほとんどではないでしょうか?そういうことも含めて実践的な著書です。

レビュー評価:(5)
前回の本はタイトルが怪しくて読まなかったが
この本を読んで著者の投資哲学の深さやレベルの高さがわかった。
論理的に冷静に投資を考えているのも良い。
 また、具体的手法を惜しげもなく解説していて、実践にすぐ移せるのも良い。

投資に関する色々な本を読んできたがこの本はワンオブベストだと思う。
一冊目も読んでみようと考えている。

レビュー評価:(5)
本書の特徴は、次の2点にある。1.紙面の半分近くを投資哲学の説明に費やしている点、2.単なるテクニカル指標の解説ではなく、仕掛けから手仕舞いまでを詳しく解説している点である。

 特に投資哲学に関しては、肝に銘じておかねばならない至言である。また前著で触れられていなかったテクニカル指標とチャートのコンビネーション、ピラミディングは大いに有効なので、直ちに実践したいところである。

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