おそるおそる、FXをやってみた―FXで儲かった、損をした、半年間

おそるおそる、FXをやってみた―FXで儲かった、損をした、半年間

 おそるおそる、FXをやってみた―FXで儲かった、損をした、半年間
 出版社:文芸社
 発売日:2007-07
 レビュー評価の平均:(3.0)

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レビュー評価:(5)
FXって何?から始まり、Eブック購入、口座開設、取引開始から半年間の様子が書かれてある。
成功したときの喜びや失敗談など、金額を具体的に表示してあるので、とてもわかりやすく、著者と一緒にFXの冒険をしている感じがした。
また、失敗した時など、「え?、そんなに損しちゃったの?」とこちらまで焦ってしまうほど、臨場感たっぷりの表現の仕方である。

しかし、初心者とは思えないほど、半年間でかなりの利益を出している。
その後の様子が巻末に記載されてあるHPで確認できるが、さらに凄い利益をたたき出している。

著者が何度も読み直しているという、おすすめのEブックを購入したが、やはりすばらしい内容であった。

FXを始めてみよう、と思われている人は読んでみると面白いかもしれない。
ただ、著者のように出来るかどうかは・・・



レビュー評価:(4)
体験記なので短時間で飽きることなく読める。
著者の行った波のある取引を追体験するように読み進むうち、
FXの大まかな知識もついてくる。
いきなりマニュアル本はきつい素人には格好の本だ。
ワンポイントなども掲載され、他者の流儀が気になる玄人にも
興味深いのではないか。

初取引が昨年5月のホットな話である。
その後の展開が口語体でつぶさに、時系列を追って書かれており読みやすい。
予備知識がない者としては最初“レバレッジ”などの用語に戸惑うものの、
少し前まで初心者であった著者がわかりやすく記述しているので、
理解に苦しむことはない。
取引状況をまとめた表やPC画面などが随時挿入されているのも
読解に役立つ。

結末では、失敗を補って余りある見事な成果を上げている。
活用したEブックやレポート、自分で会得したノウハウなどに
裏打ちされているとはいえ、驚きを禁じえない。
上手くいきすぎにも思える。
うらやましいが、読後感がそればかりではないのは、利益第一ながらも
取引そのものに熱中している様子に好感が持てるからかもしれない。
FXを知らない者でも“こんなビジネスもあるんだ”、と読み物として面白かった。

レビュー評価:(2)

 FX(外国為替証拠金取引)なんて言葉も知らなかった、とある派遣社員のFX投資日記。入門書ではなく、あくまで体験記と考えるべき本だと思う。

 2006年5月に初めて米ドルを買ってから半年間の体験談と、自身の失敗から学んだワンポイントアドバイス。口述筆記ではないか、というくらいの完全な口語体で書かれており、自分の体験を直接語って聞かせてくれているような雰囲気。

 ビギナーズラックで調子に乗り、デイトレードに手を出し大損。痛い目にあって初めて、損をしない自分なりの方法を見つけ出していく、という王道路線。経験のない初心者がどんな心理に追い込まれ、どんな失敗をしてしまうのかがよくわかる。私はFX未経験者だが、ネット上の何ら実感を伴わない取引によって口座の金額だけが増減するのを目にしたときいったいどんな気持ちになるのか、前もってシミュレーションできたように思う。

 B6版の薄い本で、怖ろしく文字が大きいため、すぐに読み終わると思う。正直、立ち読みで済ませてもよかったかな、とも思う。


レビュー評価:(1)
FXの体験談。本文にあるように筆者は本当にFXの素人のようだ。たまたま買ってるからいいものの、こういった無謀な投資は初心者にはおすすめできない。奈落の底へまっしぐらだ。あくまでも読み物として手に取るべき。FXの知識なんてこの本ではもちろん身に付かない。

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